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憑依できる人の日常1

世間では花の金曜日と言われるこの日、空に一つの幽体が浮いていた。


「さぁ・・・今日のターゲットはっと・・」

今日の獲物は某有名女子高の生徒だ。

あの制服を着てみたいという謎の衝動があるのだが・・・、
俺のゴツゴツした体には似合うはずもなく、ましてや着ることすらできないのが関の山であろう。



ひと月ほど前、たまたま仕事が早く終わり家への帰路の途中で偶然見かけたのだった。

「まさか、こんな近くにあの高校の生徒がいるなんてな・・・。」
俺はにやけた顔を堪えながら目的の家へと向かった。

時刻は夜の8時。


辺りの家からは食卓のいい香りがする。
住宅地が多いこの地域では家族がご飯を食べている時間なのだろう。


さぁもう少しだ・・・。
俺は幽体を風に乗せてさらにスピードを上げた。






「ついた・・!たしかここだったはず。」

明かりがついていない・・・?金曜日なのにだれもいないのか・・・?
俺は俺自身の記憶を思い出し何度も確認する。

「・・・いや、間違ってないはずなんだが・・・。」

その時2階の窓が開く音が聞こえた。

「・・・・!あっ」

若い女性がいた。
年齢は20歳前半ぐらい、髪は長く、茶色がほんのりとわかる程度の色。

顔から察するに、高校生の女の子のおねえちゃんってところだろう。




ふと俺はいいことを思いついた。
「にひっ!路線変更!」

窓を開けてあくびをしているお姉さんに向けて飛ぶ。
あくびをしている口に勢いよく飛び込む。
「・・?!あ・・・!かはっ!ゲホッ!」

口から何かが入ったという感覚。
それが喉の奥に落ちていく。
「・・・やっ・・・!あっ・・・!」

息苦しいのだろう、喉を抑えて上を向こうとしている。
目から涙がこぼれている。
「ゴボッ、・・ガッ!ゲホッゲホ!・・・・」
口の周りにはお姉さんのよだれが垂れている。

だが、俺はそんなこともおかまいなしにどんどん幽体をお姉さんの中にねじ込む。




「・・・・。」
さっきまでのどを抑えていた手は、力なくぷらーんと下がっていて口を開けたまま下に座り込んでいる。

「・・・にひっ。」
突然にやけだすおお姉さん。

「さーって、体をかしてもらうぜ?お姉さん。」
口から出る涎を片手で拭いながらニヤニヤしている。
さっきまでの苦しそうな表情から一遍、顔には笑顔がともっている。
しかし、普段の笑顔からはかけ離れたどす黒い笑顔であった。


「さてと・・・!この家の状況を知るために記憶を読ませてもらおうかな!」
目をつむり頭の情報を確かめる。
記憶を読むということはその人の人生のすべてがわかるということだ。
生まれたときから、今日までのこと。
その人の人生を一瞬で他人の俺が歩むというのはなかなか悦楽である。


目を開けたお姉さん。
「ふんふん、家族は外食に行ったようね!私だけ会社で済ましてきちゃったからお留守番っていうことなのね。」

口調が自然とその人のものになる。
記憶を読むということはそういうことなのだ。
一歩間違えると、自分が自分でなくなってしまう感覚に陥ってしまう。
気を付けなければ・・・な。


お姉さんの胸に手を添えてみる
「ふーん、私の名前は加奈子っていうんだ。思ったより美人だな・・・。」

おっぱいを少し揉んでみる。


「・・・!あんっ!あ・・・少しか揉んでないのに・・。声出ちまうほど敏感なのか・・・w」

上だけでこんだけ敏感なのだ。下を触るとどうなるのだろうか・・・。




「・・・おっと、目的を忘れるとこだった。」
欲望を抑え、加奈子の記憶に従い妹の部屋に向かう。


ガチャ


「失礼しまーす。」
扉を開けると高校生女子らしい部屋が広がっていた。


「・・・?!あっ」

壁にかかっているはずの制服がない?あれ?

加奈子の記憶によればここにいつもあるはずなのだが・・・。

むー。少し考える。

あまり部屋を探しまくったりして不審がられるのもめんどくさいし・・・。どうしたものか。






「・・・!あっそうか!」
俺は何かをひらめき、1階の風呂場へと降りて行った。


洗濯機や洗濯籠の中の服をあさる加奈子
「ニヒヒ!やっぱりな!」

そこにあったのは妹の制服。
そうだ。金曜日だから、さすがに洗濯かクリーニングに出そうってとこだったのかw


「よいっしょっと」
妹の制服を籠の中からかき集め妹の部屋へと持っていく。
・・・ん?なぜ妹の部屋へ行くのかって?
その方が興奮するからだよ。




「・・・んっはぁ、あぁ、この匂い。たまらねー選択される前に拾えてよかったぜ・・・すぅーっはぁ」
思いっきり制服に顔をうずくめて匂いを確かめる加奈子。

誰も知らない人が見たらただのシスコンの姉が妹の制服を匂いを嗅いで興奮しているだけにしか見えないのだが、
加奈子の精神は今や俺。

そういうシチュエーションを考えるだけでも興奮して股間が熱くなる・・・。
おっと今は俺の息子はついていなかったな。



「さてと、私が今から妹の制服を着ちゃおっかな」
にやけている顔がさらににやける。

ブラウスに腕を通す。

「私が妹の制服を着るなんて思ってもなかった・・・。でも来てみたかったんだもん。しょうがないよね。」

わざと加奈子の口調を真似てしゃべらす。
ブラウスのボタンを上から一つ一つ止めていく。

「・・・んっちょっと胸がきついかな・・・?・・・んっ」
少し胸が苦しい。
姉の方が断然おっぱいはでかいらしい。

「次は・・・スカートかな」
俺は興奮のさなかにいた。
憧れた制服を当初の目的とは少し違ったがある意味最高のシチュに出会えたのだから。

下に落ちていた緑のスカートを手に取り長い脚をくぐらす。
「女子高の制服を俺が着ているなんて・・・、はぁはぁ。」

スカートの下から空気が入ってくる新鮮な感触に俺は更なる興奮を覚えていた。

「そうだ、靴下もはかなきゃね!」

箪笥の中から学校指定の靴下を探す。
紺色の学校の紋章が入った、高校生らしい靴下だった。


「あとはこれで完成かな?」

最後に俺は箪笥の上に置いてあったリボンタイを首元に結ぶ。




「へへへ・・・。すげー・・!さすが有名女子高の制服だな・・・!めっちゃかわいいじゃん!」
目から見える制服には限界があったが、俺は制服を着れたことに喜びを感じた。


一度全身を見てみたくなり、妹の部屋の姿見の前に立ってみた。


「あの子のおねえちゃんだけあって似合うな・・・ってか大人っぽい雰囲気と高校生の制服っていうのもいいな・・・」

姿見の前で後ろに腕を組み胸を強調するポーズをとってみる。






「妹の制服を着て匂いを嗅いで・・・私ってなんて変態なんだろう」
口元はにやけつつも加奈子が普段言わなさそうな言葉をあえて選んで発してみる。


さまざまなポーズをとってみたり時間を忘れて楽しむ俺。
すでに時刻は10時に差し掛かろうかとしていた。








ガチャ・・・


後ろの扉が突然開いた。

「お・・・お、おねえちゃん・・・?」

我に返り、後ろを振り向くとそこにはこの制服の持ち主の妹が立っていた。








【あとがき】
久々更新。
勢いで書いてしまったので誤字脱字はご了承ください。
雰囲気挿絵と、雰囲気小説です。雰囲気でお楽しみください。
文章が稚拙で文脈がグダグダですがお読みいただければ幸いです。
おやすみなさい。
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No title

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Re: No title

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